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心の癖

心の癖
心の癖

芸術はみな、自分の中にあるものを表現して形にしますよね。

朗読も同じです。朗読は、自分の声で作品のイメージを表現します。

 

レッスンを重ねていくと、だんだん自己主張が強くなってくる方がいます。

ただのワガママととらえるか。

意欲のある前向きな意見ととらえるか。

 

それは、レッスンを受ける姿勢にもあらわれてきます。

ほとんどの方は「レッスンは自分の悪い癖に気づき、それを直すため」という姿勢で受けてくださっています。

ですが、中には「上手になるために、もっと褒めて欲しい」「注意されてみんなの前で恥をかいた」という方たちもいます。

 

私たちは、上達してもらうのが仕事です。

上手にできていたら、前回指摘されたところが直っていたら、きちんと褒めます。

「一生懸命練習したのに」と思っていても、見当違いの努力をしていることもあります。

誰が見ても「練習してないな」「適当に読んでるな」と思えば、同じことを指摘することもあります。

それが仕事ですから。

 

勘違いの努力をもっと褒めて欲しい人。

課題も読まず練習しないのに指摘されて怒る人。

このような方たちは、自分の思い通りにならないので、いつの間にかおやめになります。

 

同じことを指摘されても真剣に受け止め、直そうとする人。

家で課題が読めなかったからと早めに来て練習する人。

このような方たちは、ある時期を過ぎると格段に上手になります。

 

「心の癖=我」をなくす。

 

これが上達するための一番の早道です。