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母音の無声化2

子音+母音で出来ている拍の母音が聞こえなくなることを「母音の無声化」といいます。

 

前回は「くつした(靴下)」の宿題を出しましたね。

どの拍が無声化しているか、わかりましたか?

 

答えは、「く」と「し」です。

 

一音ずつだと「く・つ・し・た」と母音もはっきり発音されますが、忙しいときに「く・つ・し・た、履きなさい!」なんて言いませんよね。

そんなときは「KつSた、履きなさい!」と言っているのです。

 

語や文中でも無声化は起こりますが、一番わかりやすいのは文末かもしれません。

 

「おはようございます」「ありがとうございます」などの文末は、実際には

「おはようございまS」「ありがとうございまS]と、「スー」と息の音だけが聞こえませんか?

 

これを関西の方たちは、

「おはようございますぅ」「ありがとうございますぅ」と、文末の母音をはっきり発音しています。

 

このように、母音の無声化をする・しないには地域差があり、また、東京と似たようなアクセントを持つ地域でも、無声化するところとしないところがあります。

 

同じ語でも、無声化の有無でアクセントが変わってくる場合がありますので、注意が必要です。

 


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