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アクセントの特徴8

アクセントの特徴8
アクセントが変わるとき

二つ以上の語がくっついて一つの語になったものを「複合語」といいます。

 

元の語どうしの結びつきが強いものを「癒合語」といい、一つの語として認識されています。

 

 

東京式アクセントでは、原則として”高く発音される部分は、一語のうち一箇所にかたまっている。続けて二拍以上が高くなることはあるが、一語のうちで高く発音される拍が、離れた場所にあることはない”。このことは、”この語が一語であって二語ではない”ことを表している。(新明解 日本語アクセント辞典より)

 

 

共通語でのアクセントは、一つの語の中では高くなる箇所は一つにまとまります。

このとき、頭高型の語に、平板型・尾高型・中高型の語が付いて複合語になると、第一拍が低くなり、第二拍が高くなります。

 

例えば「てんきよほう(天気予報)」。

 

んき(頭高型)と、よほう(平板型)がくっついて一語になると、「てんきよほう」というアクセントになります。

 

んき⇒てんき、よほうほう。まったく逆ですね。

 

もし、この「てんきよほう」という語のアクセントがどんどん浸透して、元の「んき」「よほう」というアクセントを知らない人が増えたとしたら……

元々「てんき」「ほう」というアクセントなのだと思ってしまうでしょう。

 

『今日は、てんきがいいね』という言い方が共通語になる日が来るのかもしれません。

 

二つ以上の語がくっついて一つの語になったときは、アクセントが変わってしまう語もある、ということを覚えておきましょう。


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