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息が続かないときは3

息が続かないときは3
朗読のちょっとしたテクニック

文章を読んでいるとき、どうしても息が続かない。こんなところで切りたくないのに、つい変なところで息継ぎをしてしまった。

 

こんな経験、誰にでもあるでしょう。

 

慣れるまでは難しいかもしれませんが、こんな方法があります。

 

「、」(もしくは文脈上「、」に値するところ)で、聴いている人にわからないように「ちょっとだけ、息を吸う」のです。

本当に「少しだけ」です。この先があるからたっぷり吸おう、なんて思ったら、聴いている人にわかってしまいます。そして何より、変な間が出来てしまい、お話が台無しになることも。

 

息が足りなくなりそうなときに「ちょっとだけ、息を吸う」のは、歌を歌っている人たちの間では「カンニング・ブレス」と言われています。詩吟のときには「盗み息」と呼ぶのだそうです。

 

息を吸おうとしても吸えない、という方たちは、読んでいるときにも、吐き切らずに吸おうとします。「せっかち」な方が多いのでしょうか。間が極端に短い方も見受けられます。

そういう方には、「。」のところで一旦息を吐き切る練習をしてもらいます。すると、ちょうどいい間も出来て、聴きやすくなるのです。

 

呼吸をコントロールできるようになると、朗読に「味わい」が出てきます。


声を磨く朗読講座

埼玉県川越市

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