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声の出るしくみ5

声の出るしくみ5
唇よりも舌を動かそう

昔は、学校の教室内に「あ」「い」「う」「え」「お」と、それぞれの音を出すときの唇の形の一覧表が貼ってありました。

 

今でもその名残のある学校もあるかもしれませんが、今ではほとんど見なくなりました。

 

それは、現代の共通語では、あまり唇を動かさずに話すからです。

 

言葉として成り立たせるために違う音を作るのは、8割方「舌」です。

「舌」が口の中のどの位置にあるのか、どのような動きをするのかによって、音が変わっていきます。

 

江戸っ子は「ヒ」と「シ」が言えない、というのを聞いたことがありますか?

「シビヤに行きたい」と言われ、渋谷に連れて行ったら、「日比谷に行きたかったのに」と怒られた、なんて笑い話もあるほどです。

 

生徒さんにも「ヒ」と「シ」で苦労している方が何人もいます。

気持ちはわかります。私も江戸っ子ですから。

 

これは、「ヒ」と「シ」を発音するとき、それぞれの舌の位置がとても近いために起こるのです。

舌の位置を確認しながら、ゆっくりと「ヒ」「シ」「ヒ」「シ」と発音していくと直ってきます。


声を磨く朗読講座

埼玉県川越市

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