· 

声の出るしくみ4

声の出るしくみ4
咽頭の働き

ここまで、肺→気道→喉へと空気が流れてきました。

今回はもう一つののど、「咽」についてです。

 

声が出にくいと感じたら2でお伝えしたように、「のど」は2つあります。

一つが「喉(喉頭・喉仏)」、もう一つは「咽(咽頭)」です。

 

「喉」が声の元となる音(喉頭原音もしくは声帯原音)を出すのに対して、「咽」は声の元を加工(共鳴)させて声そのものにします。

 

咽頭は、風邪を引いて病院に行ったとき、お医者さんが「口を大きく開けて~」と言って口の奥の方をみますね。あのあたりのことです。

 

普段、咽頭を意識していないときは、咽頭は下がっています。

 

口の中を家の空間に例えるなら、天井がとても低い部屋のように口の中が狭くなっています。

これでは声はうまく響きません。

 

咽頭(口の中の天井)を高く持ち上げてコンサートホールのように広い空間にすると、声がよく響くようになります。

 

高く持ち上げる、と言うと、一生懸命、舌で上あごを持ち上げようとする方がいます。

(笑い話のようですが、けっこういらっしゃいます)

持ち上げるというよりは、上から引き上げるようにしましょう。


声を磨く朗読講座

埼玉県川越市

Tel: (049) 290(福を)-4133(良い耳)