今、こんな朗読が求められています

以前は「ベタ読みがいい」と言われていた時もありました。これは、朗読が視覚障害のある方向けに行われていた名残りです。今は「ベタ読み」よりも、伝わりやすく読んだ方がいい、とされています。こちらでは、青空朗読コンテストでの審査項目を例に、今、朗読に求められていることをお伝えします。


<正確さ>

1.読み間違いがないか ー 同じ漢字でも、読みが変わると意味も変わります。

 前後の文脈をよく考えながら適切な読み方をしましょう。

2.滑舌 ー 言葉がはっきり聞こえないと、聴く人にストレスを感じさせてしまいます。

3.アクセント ー 朗読の基本は「共通語アクセント」です。アクセント辞典を使って調べるクセをつけましょう。


<読む速度と間>

読む速度は人によって違いますが、ほとんどの場合「速すぎる」のです。現代人は、昔に比べて話すスピードが速くなっているためでしょう。逆に「、」で間をとりすぎてブツブツ切っている人もいます。どちらにしても、ずっと同じ速度で読んでいると、聴いている方は飽きてしまいます。

一般的に、早口の人は「間」も短く、ゆっくりの人は「間」も長めにとる傾向があるようです。早口で間も短い人は「間抜け」、ゆっくりで間も長めの人は「間延び」。どちらも聞きにくくなる原因の一つになっています。

読む速度と間をバランスよく使うことで、伝わりやすい朗読になります。


<表現力>

朗読するとき、聴く人に作品の内容や情景が伝わっていますか?

「表現する」というと、文章・台詞全部に感情を込めて読んでしまう方がいます。地の文と台詞はきちんと読み分けましょう。また、台詞を必要以上に感情を込めて読む方は注意が必要です。朗読のときに、劇の台詞のように読んでしまうと、聴いている人がしらけてしまいます。

また、地の文も、感情を込めた方がいい所と、感情を込めない方がいい所があります。


<創意工夫>

朗読するとき、聴く人を楽しませるような工夫をしていますか?

文章を音にするだけでなく、「聴く人にどのように聞こえているか」をきちんと考えて読むようにしましょう。

 


声を磨く朗読講座

埼玉県川越市

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